今回の台風被害で思ったこと
多摩川の河川敷の近くに住んでいました。
今回の台風の前に引っ越して、今回は台風被害はなかったのですが
先日、住んでいた多摩川河川敷が気になって見に行ってきました。
河川敷の野良猫も気になっていたし。ホームレスのおじさんも。
まず、日野橋がいまだにゆがんだままで通行止めになっています。
河川敷は、芝生みたくなっていて、子供たちがサッカーやっていたり
週に1回、ワンちゃんたちが集まってきていたり、サイクリングコースがあって
週末になるとサイクリングを楽しんでいる姿が見られたのですが。
その河川敷には、大きな岩がごろごろ転がっていて
サイクリングロードも泥でわからなくなっていて
ホームレスのおじさんが住んでいた青いビニールシートのお家の気配もなく
野良猫たちは無事だったのだろうか。
野良だからきっと安全なところに逃げてくれてるねと願うように思ってみたり
でも、昨日twitterで台風被害のひどかったところで流されてしまった猫ちゃんが
遺体で見つかったとの写真と投稿をみて。。。
やっぱり、被害はあるとどこか心の中で思っていたその的中にちょっと悲しい。
3.11の津波の映像でおばあさんが後ろに津波が迫ってきているのに
のろのろ歩いてるのを心の中で「なんで走らないの?」と思ったことがあって。
でも、実際に自分で朝起きたら突然、足が麻痺して足の指が動かなくなった時に
ああ、あのおばあさんは走りたくても走れなかったんだと思いいたることができて
人間って自分で体験しないと何もわからないものなんだなぁと。
人間って体験しないと何もわからない愚かなものなんだなぁ。
察する、想像力を働かせることの大切さ、大変さを知りました。
猫も若い猫はきっと行動して助かっただろうけれど、子猫や年取った猫はきっと
犠牲になった子もきっと多かったでしょう。
それは、人間も動物を一緒なのだと思います。年寄りや子供を優先的に助けることの
大切さ。
ペットがいるから避難できないという状況も改善していく働きかけもしないといけませ
ん。
命の重さは動物だって同じ。
ホームレスのおじさんも違う部屋でもいいから、避難所に入れてあげて欲しかった。
いろんな意見があるでしょうが、それはまず命の安全を確保してからの話です。
心温まる日本であってほしいと思います。