いろいろかんがえる

1匹の黒猫と多頭飼い崩壊の現場からレスキューされた目の不自由なウニと交通事故で半身不随の信玄と三女との生活です。

認知症で嫌われる父

去年の9月から90歳の父と同居しています。

 

母がアルツハイマー認知症だったので少しは経験があったのですが

 

父は最近、急に若い時の戦争の話、予科練の話や特攻隊に行く話、

 

その時に覚せい剤ヒロポンを飲まされていたという話をするようになったり。

 

それも突然、新年の食事会の楽しい雰囲気の中、突如話始めるのでびっくり。

 

空気が読めない人になっています。

 

年寄りって急に昔の話をしたりしますが、それって老化現象なんでしょう。

 

まえに旅行に行ったときに、電車の向いに座った老夫婦のご主人が急に戦争の時の

 

看護婦さんが残虐な殺され方をしたということをしつこく何回も電車の中でされて

 

止める奥様の言うことも聞かずに戸惑った記憶がありますが、それと同じですね。

 

父は天皇陛下から勲章をもらっているのですが、それも誰彼構わず、それがどこだろう

 

が診察している先生にも勲章をもらった話を長々話し始めたり、ごまかすのに大変で

 

す。空気が読めないボケ爺さんと言うキャラを自分で作ってしまっています。

 

また、父は呑兵衛で酒が好きで、あればいくらでも飲んでしまいます。

 

認知症には酒もよくないと言われても、隠して買ってきて飲んでいます。

 

その隠し方は巧妙で、とてもボケているとは思えないほどです。

 

酒をお金に対する執着が強いですね。

 

お金のことは、よく覚えていて、誰にいくらやったとか昔のこともしつこく言うので

 

孫たちも誰も爺さんを慕って来ません。

 

酔っぱらうと持っている携帯で酔ってべろべろになっても、誰彼構わずに電話して

 

余計に嫌われている始末です。

 

それも「これを言ったらこの人が怒る」という事を良く分かっていて、それを電話口で

 

言うので、しまいには誰もが着信拒否してしまっているので

 

ますます孤立しています。

 

私も父の電話番号は登録していませんし、うちの電話の鳴る音を聞くと精神的に手が震

 

えてくるので、スマホの着信も変えたくらいです。

 

今は同居しているので、電話の件はなくなったので安心ですが、

 

人がやったことも嫌味にディすってくるので、毎日喧嘩が絶えません。

 

相手にしないと思っていても、「自分でできないくせに」と腹が立ってきます。

 

相手にしないと余計に嫌味にディすってくるような気がします。

 

腹が立ってきてから、自分が悲しくなるので相手にしないようにすると

 

避けたようになってしまい、毎日の生活もうつうつとしてしまいます。

 

同じことを何回も何回も毎日聞かれるとイライラしてきて、

 

もっと心を強く相手にしないようにすればいいのでしょうが、そういう時は

 

刺繍をしたりして、心を落ち着けています。

 

猫たちに癒される毎日です。

 

f:id:yippee-ryo-ohashi-1111:20200113114036j:plain