この香害どうにかならないか?
私の職場では、入院中の子供たちが自分の衣服をコインランドリーで洗っています。
こんなご時世であまり外から人を入れないという事からも、自分で洗っているのですが
時々、「これって何の匂いだろう?」と思う香りが強烈に香ってきます。
コインランドリーに近づくと、「あぁ、この匂いか」と思いあたるのは
洗濯に使う柔軟剤です。
先日は、あまりの香りの強さにマスクをしていても具合が悪くなるくらい。
みんなは大丈夫なのだろうか?
最近は、みんな気を付けているのか、汗臭い男の人や風呂に入っていない臭さなんて
ものにはお目にかかりませんが
反対に強い香水や柔軟剤の匂いに悩まされることが増えてきました。
私は、自分の車にセットした消臭剤を一番弱くしても臭くて、先日外しました。
それに、自分でつけたオーデコロンにくしゃみが止まらなくて
それ以来、香水の類を付けたことがありません。
コロナ騒動の前に、あるお店の前に出されていた「うちの店では強い柔軟剤や香水の
類を付けている方の入店をお断りしています」というもの。
あぁ、私だけじゃないんだ、と思ったのも覚えています。
娘も車の消臭剤で具合が悪くなって、娘が乗るときは外しているのです。
10年にミシガン州デトロイト市は、市職員が同僚の香料で呼吸困難に陥ったことがきっかけで市職員に香料の使用を禁止しました。
翌11年には、オレゴン州ポートランド市も、オクラホマ州タトル市も、香料の使用自粛を訴えるなど、全米に香料使用自粛の動きが広がっています。
カナダでも香料使用自粛の動きは活発で、カナダでは無香料宣言をする企業・学校・病院が増え続けています。
当然、脱臭芳香剤を販売する企業は日本にターゲットを置き、「脱臭香りビジネス」を大展開しているのです。
しかし、香料には危険な合成化学物質が多数使われていて、さまざまな香り付け製品に使われている香料の99%は合成香料で、日本では約300種類近く製造されており、その中の十数種類をブレンドして香料として使っています。
どんな合成化学物質を使っているかは、企業の最高秘密になっています。「香料」と表示されている中には、10種類前後の合成化学物質が隠されているわけです。
天然に存在せず、人工的に合成された香料を「合成ムスク類」といいますが、これらにはDNAを傷つける変異原性の強いものが多くあります。変異原性の強い化学物質は、高い確率で発がん性もあります。しかも、合成ムスク類は分解しにくい性質のため、人体への蓄積が懸念されます。
実際、05~07に熊本大学・佐賀大学が行った共同研究で、日本人の母乳や脂肪組織に合成ムスク類の「HHCB」と「AHTN」が蓄積していることが明らかになっています。
芳香剤など香り付け製品に使われる香料は、大半が合成ムスク類です。早急に使用規制をしないと、「香害」は深刻化するばかりです。
https://biz-journal.jp/2017/12/post_21662_2.html より引用
知っていましたか?
これらの合成化学物質は、高い確率での発がん性が存在し、人体に蓄積されて、DNAを
傷つけ、日本人の母乳や脂肪組織に人工的に合成された香料、合成ムスク類の
「HHCB」と「AHTN」が蓄積していることが明らかになっているそう。
その母乳を飲んで育った子供たちの将来が恐ろしいです。
母乳は赤ちゃんには、絶対必要なもので、その初乳からは大事なものを母から受け継ぐ
のです。
その母乳に、発がん性物質が入っているかもしれないなんて恐ろしいことを
このまま野放しにしていていいのでしょうか?
海外では、使われていないものが日本だけではせっせと売られている恐ろしさ、
早急の規制が必要です。
そんなにお花のにおいや香水のような合成の臭いはいりません。
それで、学校に行けなくなったり職場で働けなくなったりする人がほんとに多くなって
いるのです。