いろいろかんがえる

1匹の黒猫と多頭飼い崩壊の現場からレスキューされた目の不自由なウニと交通事故で半身不随の信玄と三女との生活です。

父との会話

父は認知症といっても要介護1なので、施設に入るほどではないのですが

 

毎日の会話はほんとにイライラしたり、何を言っているか分からなかったり

 

同じことを何回もほんとにとめどなく話すので、こちらが参ってしまうのです。

 

夜中の1時に私の後に風呂に入りたいとか、朝の6時前に風呂に入りたいんだけどと

 

言って起こしにきたり。

 

それも、その日によって行動が違って、準備をしておくという事ができずに

 

こっちの状態に構わないので、まるで人間としての度量を試されているようです。

 

今朝も、昨日の雨で出掛けてズボンが汚れたらしいのですが、普通の人なら

 

「あぁ、昨日の雨で泥が付いちゃった。」で済むところを

 

「これは油が付いたのか、何なのか。見てくれ」とわざわざ早朝に起こしに来る。

 

今日も雨が降っているのですが、食事の間もずっと昨日のことを

 

「この雨はすごく降ってて、すごかったんだ。

 

うちの側溝見に行ったけど、あれが溢れたら大変なんだ。」とずっと、ずぅーと

 

食事の間、繰り返し繰り返し何回も何回も。

 

私も雨が降っているのは知ってるし、すごい降りの中、仕事に行かないとならないんだ

 

から分かってるわ。

 

年寄りがよく河とか見に行って流される奴ってこれだな。

 

とさっさと食べてしまって、二階に避難。

 

人間の脳ってこんなになっちゃうんだなと改めて思ったり。

 

仕事から帰ってきて、玄関に電気がついてなくて、どうしたのかと思って聞くと

 

「仕事で忙しくて、電気なんて付けていられなかったんだ。」と。

 

仕事なんてしてないだろうと心の中でつぶやく私く。

 

「1日、15日は神社に行ってやらないとならないことがあって忙しいんだ。」

 

神社なんて行ったことないじゃん。なんだかんだと言い訳して行ったことなくて、

 

友達が来ると家で認知症にはよくないと先生に言われているビールを飲んで酔っ払い

 

普通でも、言う事が変なのに酔っぱらった夜は現実と夢の堺がわからなくなるようで

 

変なことを口走る。

 

ほかの人だとなんてことないのですが、父親だとイラっとしてしまう。

 

父が寝た後の夜は唯一、心が休まる時間です。